働き手がいない
北海道新聞H26.4.22

日経北海道版 H26.2.4

西日本新聞
外国人実習生 拡大の前に運用の改善を
2014年01月26日(最終更新 2014年01月26日 10時32分)
受け入れを支援する国際研修協力機構によると、実習生は全国で約15万人に及び、九州でも約1万2千人を数える(2012年現在)。製造業、農林漁業、建設業といった分野が多い。
緊急対応策では、最長3年の実習期間を延長することや、企業規模に応じて従業員の5%までなどとしている受け入れ枠を増やすことが柱となる見通しだ。政府の産業競争力会議では受け入れ分野を広げることも提起されている。
背景にあるのは鉄筋工や型枠工など建設労働者不足の深刻化だ。人手不足から人件費が上昇し、資材費高騰と重なって、公共工事の応札者が決まらない「入札不調」が各地で相次いでいる。
建設労働者は高齢化も進んでおり、対策の必要性は理解できる。業界にとって実習生の活用拡大は望むところだろう。建設業以外でも、実習生なしでは人手確保が難しい産業は少なくない。
ただし、受け入れ拡大には懸念が付きまとう。実習制度をめぐるトラブルが絶えないからだ。
厚生労働省の12年の監督指導では賃金未払いや長時間労働など労働基準法違反が、監督実施事業所の8割に当たる約2千に上った。
長崎地裁では昨年、技能実習生のパスポートを取り上げて最低賃金以下で働かせた長崎県内の縫製会社元社長らに、損害賠償の支払いを命じる判決も出ている。
何度か、このブログで扱ってきましたが、北海道の水産業、人が集まりません。地元の高校生も、求人票を出しても、集まりません。

オホーツク海に面した猿払村は、ホタテ養殖の町です。養殖は、サロマ湖畔もそうですが、漁業関係者の年収は、すごく高いです。
ただ、どこも、若い子は、町を離れます。少子化人口減は止まりません(猿払村には、高校がありません)。
平成16年 2,958人
平成25年 2,751人
10年で7%の人口減です。
町外から、この村に、仕事を求めて移ってくる人がいません。
外国人研修生に頼らざるを得ません。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9BN05D20131224?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0
人手不足で注目集まる外国人実習制度、拡充に賛否両論
日経H26.2.5

北海道有効求人倍率
H25年1月 0.61
↓
H26年1月 0.79
http://book.akahoshitakuya.com/b/4309246281
高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
水橋哩
「わかりやすい!」の一言です。たしかに学校の授業において、三面等価の原則はきっちりと教えるというよりは、スルーっと流されていた記憶があります。本書では、冒頭でそれをしっかりと解説してくれています。それを踏まえて読み進めていくと、目から鱗が落ちるように、今までの誤解が解きほぐされていきました。高校生からと言わず、中学生からでも、いち早くこの本を紐解いて、経済に対するきちんとした知識を身につけてくれる方が増えてほしいと思うばかりです。
theme : 政治・経済・時事問題
genre : 政治・経済