原発ゼロ
シェールガス革命で、ガスは安くなるし、エネルギー供給は、ますます増えます。石油危機のような事態は、考えられません。
環境問題が不安といっても、化石燃料を燃やす発電は、C02排出を増やしますが、しかし、一昔前(現在の中国は古すぎてお話にならない)の発電施設よりも、ずいぶん減少化させました。
ガスなどの輸入代金が増えて、貿易赤字が・・・といっても、別に貿易赤字になったからと言って、GDPが減少するわけでも、国富(ストック)が減少するわけでもありません。
日本で叫ばれている、原発ゼロ。原発は原理原則「ゼロ」ではなく、日本国内だけ「ゼロ」にすればいい。世界中で増えるのは構わないが、日本はゼロにする。このような考え方なのでしょうか?

世界中では、原子力発電は、12年後には291%増になります。再生エネルギーの盛ん?な欧州も、61%増、中国にいたっては、200基以上の増設です。
フクシマ後も、世界の原発は、加速度的に増加します。世界の標準は、「ゼロ」ではなく、「3倍増」です。
最新型は、東芝や日立製です。第一世代とは、技術力に雲泥の差があります。
40年前のボーイング747(通称ジャンボ)、燃費効率が悪く、完全に引退します。中古機を購入する航空会社もありません。古くて、使い物にならないのです。それほど、最新型は、経済的になっています。中型でも、大西洋・太平洋横断が楽々できます。
40年です。40年前の設備を使っている、製造業・サービス業はあるのでしょうか?
コンピュータ、30年たてば、時速10キロで走っていた自転車が、時速17万キロの速度で走ることができるようになっていた・・・(演算処理能力)ハードディスク容量は、メガからギガ(1000倍)単位、これが40年の差です。
韓国で事故があれば、対馬や九州に、モロに影響が及びます。中国で事故があれば、汚染水は、確実に日本方面に流れてきます。
日本国内だけ「ゼロ」にすれば、安心ということではないのです。
読売H26.3.6

日経h26.12.13

原発は、「止められない」ようです。
http://booklog.jp/item/1/4309246281
高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
suさんのレビュー
5
経済学部でありながら何度も挫折した経済学。何度目かの挑戦で出会ったが、入門書としては最良ではないだろうか。初心者に分かりやすく、体系的に理解できるようになっている。