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「出る出るさぎ」で、すみませんでした。新刊、上梓しました

<「出る出るサギ」で、すみませんでした。新刊、上梓しました>

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高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
(2013/09/10)
菅原 晃

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内容紹介

★山形浩生氏絶賛! マクロ・ミクロ経済学入門の決定版!★
著者は現役高校教師。自費出版した本書の前身が大きな話題になった。
それらとの違いは、内容構成を変えたこと、資料を新しいものにアップデートしたこと、
文章をブラッシュアップしたこと。さらに最新の情報を取り入れて「アベノミクス」までを
カバーした決定版であること。
基本的な経済学のイロハを教えてくれる稀有な本。

貿易黒字が「勝ち」だと思い込んでいる人へ
この本を読めば二度とそんな恥ずかしいことが言えなくなります。----上念司氏

自分の理解の基礎を築き上げ、しっかりと学べる稀有な1冊!
----山形浩生氏

【目次】

経済学の揺るぎない基礎を身につけるために 山形浩生

はじめに

第1章 GDPの三面等価
1.GDP・GNPとは
2.名目GDPと実質GDP
3.GDPは所得総額
4.ISバランス
5.ISバランスから言えること
(1)国の借金
(2)貿易黒字
コラム:アメリカは貿易赤字

第2章 企業の赤字と貿易赤字の違い
1.会計表
(1)企業の損益計算書
(2)国際収支表
2.国際収支表はどのように作られるのか
3.貿易黒(赤)字の意味

第3章 貿易黒字について
1.経済成長と貿易黒字
2.不況で貿易黒字増
3.日本は貿易赤字国に「転落」?
4.貿易はゼロサム・ゲームではない
5.貿易黒(赤)字に意味はない

第4章 リカードの「比較優位論」
1.貿易の拡大
2.日常生活は貿易
3.得意分野に特化
4.比較優位論は、単純かつ難解
5.特化
(1)「貿易の利益」の証明
(2)絶対優位と比較優位
(3)比較=三角形の傾き
(4)輸出増=輸入増
(5) リカード・モデルは、
消費者利益>生産者利益

第5章 国債について
1.日本の国債金利が低いわけ
(1)債券価格と金利の関係
(2)国債の購入
(3)デフレ下の企業行動
2.財政破綻
(1)日銀の国債購入
(2)国債価格暴落への対策
(3)将来の見通し
(4)懸念されること
(5)金利上昇
(6)インフレ
コラム:ギリシャ債務危機とは

第6章 財政政策と金融政策
1.財政政策とはなにか
2.財政政策・金融政策を検証する(IS-LM分析)
(1)LM曲線
(2)IS曲線
(3)IS-LM分析
3.流動性の罠 現在の日本
4.アベノミクス
(1)金融政策
(2)財政政策

コラム:「空売りとは」
おわりに


内容(「BOOK」データベースより)

GDPの三面等価、リカードの「比較優位論」からアベノミクスまで。現役高校教師が教える決定版!

クリック

高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

 一部の方(生徒、関係者、ブログのコメントを寄せてくださった方・・)には、昨年から「出ます」「出ます」と言っていたのに、ほんとうに遅くなって申し訳ありませんでした。

 この出版企画は、山形浩生様に、「 山形浩生が選ぶ経済がわかる30冊」に前著が選ばれたところから、スタートしました。

 原稿自体は昨年2012年3月には完成済みでしたが、諸事情により、まるまる、8ヶ月間!無駄になってしまいました。

 その後、山形様のご尽力で、今回 河出書房新社様から上梓できることになりました。

 本当に、山形様、編集者の方、原稿編集者の方、デザイン関係の方々、皆さまありがとうございました。

 1冊の本にどれだけのエネルギーと、時間と、手間隙を頂戴したか、勉強になります。

重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

皆さまのご期待に添えますように、今後もより一層精進いたす所存です。

本当にありがとうございました。

経済学的思考のすすめ

経済学的思考のすすめ (筑摩選書)経済学的思考のすすめ (筑摩選書)
(2011/01/15)
岩田 規久男

商品詳細を見る

P27

 日本では、経済学を学んだことのないビジネスマンや新聞記者はもちろん、文芸作家であれ、漫画家であれ、医者であれ、テレビのニュースーキャスターであれ、お笑いタレントであれ、誰もが円高や不況やデフレなどの原因、さらに日本の財政破綻などについて、経済学の専門家顔負けで語る。まさに、シロウト経済学花盛りである。
 
 しかも、シロウトが書いた経済本は経済学者の書いたものより分かりやすいらしく、よく売れる。

 確かに、「太陽は地球の周りを回転している」という説明(つまり、シロウト経済学)のほうが、人々の観察と一致しており、「いや、実は地球が太陽の周りを回転している」(つまり、経済学者の議論)という説明よりもはるかに分かりやすいであろう。
 
 しかし、第2章で示すように、シロウト経済学にはでたらめが多い。それらがよく売れるのだから、それだけ、日本国民の中にでたらめを信じている人が多いことになる。これは捨てて置けない状況である。



このような状況に、真正面から、ガチガチの「基本」「事実」で挑みました。「基本」「事実」ですので、崩せないと思います。ただ、IS-LM分析は、理論なので、欠陥抱えていますが。

原稿チェックは、M大I先生、S大N先生、K大N先生にお願いし、訂正、加筆しました。

皆様、本当にありがとうございました。

ps

学校図書館「図書館流通センター(TRC)」から、400冊の注文がありました。

出だし好調で、書店の評判も良く、営業の方も喜んでいるそうです。

東京丸の内 丸善本店 40冊平積みだそうです。サラリーマンの方がターゲットです。

ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

ps2


 アベノミクスを、理論的に解説しているのは、ほかの「アベノミクス本」には、ありません。ただし、経済学の本には、10年も前から載っている理論です。

 経済学と、一般解説では、180度、アプローチの仕方が違うのです。

 世にある「アベノミクス批判本」に、経済学的アプローチなど、載っていません。
 

<新聞から>

日経H25.9.2
トルコ jpg.jpg


 トルコは、経済成長し、経常赤字がそれにともなって、増えるそうです。記事では、「経常赤字」をリスクとしていますが、経常赤字=資本黒字ですから、海外からのトルコへの投資が増えていることで、別にリスクではありません。

 アメリカも、カナダも、英国も、豪州もそうですが、経済成長と「経常赤字・黒字=カネの貸し借り=資本黒字・赤字」は関係ありません。

 金を借りると(経常赤字)、経済成長できない、金を貸すと(経常黒字)、経済成長するなど、ナンセンスです。

 トルコは豊かになっているという事実だけが大切です。赤字黒字など、どうでもいいのです。

トルコ

日経H25.9.2

宮城 .jpg

 ミクロ経済学です。需要>供給なら、値段(給与)が上がり、需要<供給なら、値段が下がります。
 ヒトはインセンティブ(誘引)で動きます。宮城の日給が、秋田より高ければ、当然、宮城に人が集まります。

「稼ぐなら宮城」は当然です。ヒトは合理的に行動します。
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早速、アマゾンで予約をさせていただきました!!
楽しみです。

No title

 総額ウン百万のプロジェクトですので、すごく責任を感じています。

 関係者の方々のご期待に添えなきゃいけない状態です。

 ご注文ありがとうございます。

No title

トルコについてはインフレ率に触れても今の読者には新鮮じゃないでしょうかね?
昔の高度経済成長を知っている人間には驚きはないでしょうが、若い読者は低成長かデフレが当然だと思って育ってしまった人も多いはずなので・・・

No title

高度成長・・・実感しているのは、60代の方なのでしょうか。

48(昭和40年生まれ)の私は、子どもだったので、実際にはよく分かりません。

58(10歳上)でも、末期(1973年頃)に、せいぜい高校生ですから、実感があったのかどうか・・・

30代は就職氷河期

今の20代は生まれたときから低成長・デフレ突入ですからね。

各世代で、価値観異なるのが分かりますね。今の子は、車やブランドに全く興味がないですから。

No title

前著とはどういうところが違いますか?
違いがあまりないようなら購入は見送ろうと思っているのですが。

脱字?

P.199に、

利子率なら、今使う「現金・預金」を最低限にして、「債権」で運用(投資)しようとします。

とありますが、
「利子率なら、」⇒「高い利子率なら、」でしょうか?
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