食糧自給率UPは無理その1

農水省は、現在カロリーベースで39%(2005年)の日本の食糧自給率を、2015年には、45%に高めると言っている。しかし、それは、絶対に不可能なのである。
 日本は約60%も輸入でまかなっている。この輸入分は、農地面積にすると約1,200万ha、およそ東北6県、関東、四国の総面積に等しい 福田邦夫 小林尚朗『グローバリゼーションと国際貿易』大月書店 2006 p43)。=海外から、土地を輸入していることと同じ自給率
 日本の耕地面積は、469.2万haしかない 。  (平成17年度 帝国書院資料)
 1%自給率をあげるために、12万ha、6%アップなら、72万haも、耕地面積を増やさなければならない。 
 そもそも、日本の国土は山が7割、残りを農地工業地・住宅地・商業地などで分け合って
いる。農地が無尽蔵にある訳ではないのだ。国土面積の11%しか、農耕地として使っていない。

 そもそも、「もしも」のために、食料自給率をアップさせると言うが、「もしも」の時には真っ先にエネルギーが入らなくなるので、「食料」どころではない。北海道は、全員が凍死する。
 しかも、今の農業は栽培も資料も、肥料も、輸送も、すべて石油エネルギーなしに生産できない。石油エネルギーがないと、製品をスーパーに持っていけないのだ。

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