最低な大学教授 塚崎公義 久留米大学商学部教授 習う学生が可哀想 その2
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[マンガ]「借金地獄日本」が倒れない理由
監修 塚崎公義
久留米大学商学部教授。1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。経済分析、経済予測などに従事し、2005年に退職して久留米大学へ。『なんだ、そうだったのか! 経済入門』など著書多数。
デマを平気で流し続ける教授は、今回もまた、デマを拡散しているようです。古代アテネの「衆愚政治」を地で行っています(笑)。
日本は借金だらけっていうじゃないか。もう返せる額じゃないっていうし破綻しちゃうのかな。
いま、日本政府の歳出(支出)は、毎年100兆円くらいだ。「兆円」だとわかりにくいから、1兆円札が100枚分だと考えよう
年に100枚必要ってことね。じゃあ、収入は?
60枚くらいじゃ。
足りない40枚は政府が国債(=借金)を発行する。国債とは、国がお金を返すことを約束する証明書だ。これを毎年発行するから、どんどん借金が増えていく。いま、日本政府の借金は700枚に膨らんでおる。
多くの国債は国内の銀行や郵便局が買っているのだ。たとえるなら、世帯主のお父さんが
お母さんから借金しているようなものだから実は心配ないんじゃよ。
いま、アベノミクスの効果で企業の利益が過去最高に増えている。企業は儲かっても工場などの設備投資に使わず銀行に借金を返したり預金したりしているから
政府はそれを借りればいいのじゃ。
日本人は大変な金持ちで1800枚の銀行預金などを持っている。
その預金のうちの700枚は銀行などを通じて日本政府に、400枚は企業に貸し出され、400枚くらいは自分が住宅ローンとして借り、残った300枚は外国に貸し出されているんじゃ。
オレたちの預金で、銀行は国債を買っている。間接的に、預金12円のオレが政府に金を貸しているなんて知らなかった。日本は借金大国なんていうけど、かんたんには破たんしないってわかったよ
ひどい、ひどすぎる(笑) 。
でたらめ1
いま、アベノミクスの効果で企業の利益が過去最高に増えている。企業は儲かっても工場などの設備投資に使わず銀行に借金を返したり預金したりしているから政府はそれを借りればいいのじゃ。
企業は、設備投資を増やしています。アベノミクスで、一番増えたのが「民間設備投資」です。

でたらめ2
日本人は大変な金持ちで1800枚の銀行預金などを持っている。
その預金のうちの700枚は銀行などを通じて日本政府に、400枚は企業に貸し出され、400枚くらいは自分が住宅ローンとして借り、残った300枚は外国に貸し出されているんじゃ。
日本人は大変な金持ちで1800枚の銀行預金などを持っている。
いいえ、日本人の金融資産は、7000兆円を超えています。銀行預金や民間保険会社・投資信託などの(資産)=銀行貸し出し等(負債)をのぞいても、「家計+企業」で、3400兆円です。

デマゴーグ塚崎がいう1800枚の銀行預金=1800兆円というのは、「日本人が持つ」ではなく、日本人の中で「家計」が持つ金融資産のことです。
でたらめ3
(1)日本人は大変な金持ちで1800枚の銀行預金などを持っている。その預金のうちの700枚は銀行などを通じて日本政府に、400枚は企業に貸し出され、400枚くらいは自分が住宅ローンとして借り、残った300枚は外国に貸し出されているんじゃ。

もう、まったくのでたらめです。家計の現預金は銀行預金ですから、そのうちの何百枚(何兆円)かは、国債購入に向かっています。保険年金準備金は、公的保険・年金です。

ですが、銀行等(保険会社も含む)が保有する国債は、430枚(430兆円)ほどです。
①その預金のうちの700枚は銀行などを通じて日本政府に・・・貸し出され・・・。
↑デタラメです。
②400枚は企業に貸し出され
、
↑全くのウソです。
株や出資金、投資信託を含めて、さらに債券という、家計の国債や社債保持すら含めても、254枚=240兆円ほどです。
<③残った300枚は外国に貸し出されているんじゃ。/p>
「外国に貸し出されている300枚=300兆円」は、グラフの「対外純資産」のことです。このどこが、「家計の金融資産1800兆円」から貸し出されていますか?
まあ、よくここまで、「調べもせずに=現実無視」で書けるものです。大学教授は「研究」が仕事です。その「研究」すらまともにせず、「教授」だというのですから、中身は知れています。現代のデマゴーグ教授です。学生が可哀想です(苦笑)