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池田信夫を銃殺せよ(クルーグマン風に言うと)その2

<池田信夫を銃殺せよ(クルーグマン風に言うと)その2>

<追記>

いまだに、こんなアホ論があります。

http://blogos.com/article/181051/
金融緩和で物価を上げるのは無理なのか? 塚崎公義

(経済学を学んでいない、法学部出身)久留米大教授

少なくとも、立論するなら、データを確認しましょう。

以上

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臨時投稿 池田信夫某の、吉田慰安婦強制連行なみの、ウソ。
池田信夫を銃殺せよ(クルーグマン風に言うと)


この「銃殺せよ」については、池田信夫は、「冗談」と認識していますので、使うことに問題はありません。

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「デフレ脱却法案について」2010年8月21日

先日の記事では、日銀が意図的にインフレ予想を起こす政策をクルーグマンは放棄したと書いたが、『週刊現代』のインタビューでは、またインフレターゲティングに言及し、こう語っている:
日本のGDPデフレーターは、ここ13年間、下がりっ放しです。それなのに今、日銀が重い腰をあげないというなら、(その責任者たる総裁は)銃殺に処すべきです。
まぁこんな悪い冗談を真に受ける必要もないのかもしれないが、当ブログはデフレ脱却法案を出す政治家にも読まれているので、彼らにもわかるようになるべくやさしく解説してみよう。


  
  この記事の中で、被告は「~銃殺せよ」という文言に対し、「悪い冗談」「リップサービス」と書いています。
なぜ、池田が「~銃殺せよ」という文言について、「悪い冗談」「リップサービス」だと認識したかというと、池田は、英語について、ものすごく堪能だからです。

 一昨年発売されたピケティ『21世紀の資本』(みすず書房)という、英語原書で969ページにおよぶ大作を、日本語訳が発売される前に、翻訳し、「日本人のためのピケティ入門: 60分でわかる『21世紀の資本』のポイント」(東洋経済新報社)にまとめ、出版・解説するほどです。

 以上のように、池田信夫の英語は堪能です。堪能なので、池田信夫はすぐに、「~銃殺せよ」という文言について、「悪い冗談」「リップサービス」だと認識したのです。

 「~銃殺せよ」という日本語は、「then its time to bring out the gun」で、「its time to be serious」という意味の口語表現だということを、池田は知っていたのです。だから、「悪い冗談」「リップサービス」だと認識できたのです。

 なお、池田は、普段から、他者のことを「ウソつき」だの「一度、精神科医の診察をうけることをおすすめしたい」とブログで人格攻撃しています。また私も「菅原某は、自分が高校に入り直したほうがいい」と学問上の話ではない、人格攻撃を受けています。

池田信夫ブログ「高橋洋一の虚言症」 2013年4月9日

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池田信夫ブログ「貨幣数量説は死んだ」2013年11月03日

菅原某という行政書士が「高校生からのマクロ・ミクロ経済学入門」と称するサイトで、前から私に粘着している。無視していたら、いろんなところで受け売りする連中がいるので、おもしろいからちょっと答えておこう(バカを見たくない人は無視してください)。

黒田総裁になってから、マネタリーベースは前年比50%近く増えているのに、マネーストック(M2)は4%ぐらいしか増えていない。

 しかし2000年代にはその相関が切れて貨幣乗数が激減し、マネタリーベースで物価が決まるという19世紀的な貨幣数量説は死んだのだ。これは岩田副総裁も今では認めている事実である。菅原某は、自分が高校に入り直したほうがいい。



<本題、池田信夫という「変質者」>

 さて、なぜ池田信夫は、ウソツキ、かつバカか?ということです。「変質者」そのものです。

池田信夫『今さら聞けない経済教室』東洋経済新報社 2016/4/29

今さら聞けない「経済の基本の基本」が、この1冊でいっきにわかる!
Q&A方式だから、読みやすい。ポイント付きだから、わかりやすい。
本当に役に立つ「超入門書」が遂に登場!


 本当に、バカが解説しています。

池田信夫 MB MS 2

「日銀の発行するマネタリーベースが2倍になっても、世の中に2倍のお金が出回るとは限らないのです」
「日本のように金利がゼロに張り付いていると、図のようにそれ以上にマネタリーベースを増やしても、金利は下がらないので、マネーストックは増えません」



最初は、この記事です。
1)

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安倍晋三氏のためのインフレ入門

1.物価に影響するのは日銀の供給するマネタリーベースではなく、市中に流通するマネーストックであり、後者は日銀が直接コントロールできない。たとえば日銀が市中銀行から短期国債を買って現金を供給すると、それが企業への貸し出しに使われればマネーストックは増えるが、資金需要がないと現金が流通しないので、図のようにマネタリーベースが増えてもマネーストックは増えない。



池田信夫 MS MB
マネタリーベース(緑)とマネーストック(赤)の前年比

このグラフを、私は、トンデモだと非難しました。そうすると・・・

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池田信夫ブログ「貨幣数量説は死んだ」2013年11月03日


菅原某という行政書士が「高校生からのマクロ・ミクロ経済学入門」と称するサイトで、前から私に粘着している。無視していたら、いろんなところで受け売りする連中がいるので、おもしろいからちょっと答えておこう(バカを見たくない人は無視してください)。
彼は私のマネタリーベースとマネーストックの図が気に入らないらしく、「マネーストックのスケールを右軸にしたら相関がある」と書いている。では彼の期待していた「異次元緩和」でどうなったか、見てみよう。



まずマネタリーベースは、現金+日銀当座預金で、当時の規模は、128兆円でした。こちらは、人為的に操作できる数値です。

マネーストックM3は、世の中にある通貨預金、つまり、銀行を通じて融資された額です。当時は1125兆円ほどです。こちらは、企業の動向によって左右され、人為的に操作できない、「結果の数値」です。


 で、両者はまったく別物で、こちらが3%増えたから、こちらも3%増えるという関係にはなりません。実際には、日銀の金融緩和以降、マネタリーベースは20%~50%の対前年比増加率、それに対して、マネーストックM3は、2%~3%です。

池田信夫 MB MS 2

 このように、変化率が違うものを、同じグラフに載せれば、それだけで、「ウソ」です。

わざと、ミスリードさせているのです。


 このような、時系列で変化率を追うグラフは、そもそも、「ウソ」です。「率」の変化は「時系列」ではなく、本来は、変化率×変化率のグラフにしないと、全く意味がありません。もちろん、分かりやすくするために使用される例はありますが、本来はこのようなグラフは「学問」では使用できないグラフです。だから、池田信夫は、ウソツキなのです。

 では、「変化率×変化率」のグラフを見てみましょう。こちらが、「学問」です。

MB MS 因果関係

 圧倒的な「因果関係」になっています。説得力は85%です。マネタリーベースを増やすと(人為的:原因)、マネーストックは「増える:結果」です。

「日銀の発行するマネタリーベースが2倍になっても、世の中に2倍のお金が出回るとは限らないのです」
「日本のように金利がゼロに張り付いていると、図のようにそれ以上にマネタリーベースを増やしても、金利は下がらないので、マネーストックは増えません」




池田信夫は、ウソツキなのです。


<おまけ>


池田信夫は、私の記事の「池田信夫を銃殺せよ(クルーグマン風に言うと)」に文句をつけてきました。ツイッターです。

2014-11-04 19:35
司法書士・菅原晃を殺人教唆で宮城県警に通報した。「受理した」との回答があった。|高校生からのマクロ・ミクロ経済学入門 政治経済 現代社会  池田信夫某は、吉田慰安婦強制連行なみの、ウソつき。池田信夫を銃殺せよ(クルーグマン風に言うと) http://t.co/NM5gO3nPDA

2014-11-04 19:57
植村隆の事件でもわかるように、「殺す」とか「殺せ」は、通報すれば警察が逮捕できる。菅原の住所(○○市○○町○町○○36-2)も通報した。(注:○○は、迷惑がかかるため、今回伏字にしました)

2014年11月4日
ネット上には、菅原晃のような変質者がたくさんいる。それを見ると、日本人が礼儀正しくておとなしいのは国民性ではなく、強い同調圧力を日常的に受けているからであることがわかる。



このツイートについて、「変質者は、ひどいのではないか」と池田信夫に抗議したところ、

・各ツイッター記事や本件記事は、連続して一体となって閲覧されることはない。

・「菅原晃のような変質者」との記載が、具体的に誰のことを示すものであるか特定することができない。したがってそもそもこのツイッター記事が、あなたを指し示して書かれたものであると、一般読者に読み取られることはない

・「菅原晃のような変質者」とのみ書かれた記載内容を読んだところで、同記載部分があなたのことを指摘するものである、とは読み取られることなどあり得ない。

・各ツイッター記事と併せ読んだ読者は、本件記事が○○市○○町字○○町3-6-2所在の司法書士・菅原晃に対して「変質者」と述べたものと理解するのが通常。

・私を名指しして、「銃殺せよ」と広くネットユーザーに訴えかける記載、普通の注意と読み方を基準とした場合には、「被告を殺害すべきだ」と受け取られ、殺人の教唆や脅迫、あるいは業務妨害罪ともなり・・



と、わけのわからない、反論をしてきました。

 この人の屁理屈は「異常」です・・・。もう、池田信夫は「変質者」そのものです(ちなみに、変質者と言う表現は、彼が用いている表現ですので、問題ありません)。
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