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ロシア政府代表なら?「領土問題は存在しない」

<ロシア政府代表なら?「領土問題は存在しない」>

領土問題など存在しないかのように頑なロシア

ニュースソクラ 9月25日(金)12時44分配信

日ロ外相会談、とりつく島なし

 日ロ間に領土問題など存在しないかのようなかたくなな態度だった。21日に日ロ外相会談がモスクワでほぼ1年半振りに開かれたが、岸田文雄外相はしらけきったのではないか。

 今のロシア外務省の姿勢では領土交渉は一歩も進みそうにない。結局のところ、いずれの時期にか首脳同士が政治決断するしか打開の道はないのではないか。

 セルゲイ・ラブロフ外相は会談後の記者会見で、「会談では日本の『北方領土』についてもロシアの『北方領土』についても話さなかった。それは我々の対話の議題ではないからだ」と述べた。かつて1960年代から80年代にかけ、ソ連は領土問題など存在しないと言っていたが、その時代を彷彿とさせる発言だ。

 だがこうした物言いは今回が初めてではない。数年前からロシア外務省は同じようなことを言ってきた。その意味では驚きではないが、ウクライナ危機もあって中断している日ロ対話を再開しようと両外相が久しぶりに会ったにしては、いかにもぶっきらぼうだ。今回、来月8日に外務次官級会合を開催することが決まった。その後、ラブロフ外相が訪日するかもしれないが、外務省レベルの領土交渉の前進はないと覚悟すべきだ。

 ロシア外務省当局のとりつく島のないような態度に比べると、ウラジーミル・プーチン大統領は領土問題の存在を前提に発言を続けてきた。例えば今年4月16日の記者団への発言で「領土問題」という言葉を口にしている。

 もちろんロシア外務省の対応は大統領の承認を得ていることは明らかで、大統領と外務省の間に違いがあるというわけではないが、ロシアの姿勢を切り崩すには大統領への直談判がより有効ではないか。もちろんそれで日本が今望むような成果を得られるという展望があるわけではない。



 <北方領土は、ロシア領>

 北方領土、日本が主権を主張するのは分かりますが、ロシア側からすれば無理スジです。

日本は、ポツダム宣言を受諾しました。ポツダム宣言は、「連合国が日本の主権の及ぶ範囲を決める」と書いてあります。

8条
8.The terms of the Cairo Declaration shall be carried out and Japanese sovereignty shall be limited to the islands of Honshu, Hokkaido, Kyushu, Shikoku and such minor islands as we determine.

八、「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ


 つまり、連合国は、日本の主権の及ぶ範囲を自分たちで決定する範囲に限定するが、この条件をのむのか?と日本に聞き、日本が受諾しました。

その結果、満州、朝鮮半島、台湾領を放棄しました。

そして、琉球列島(沖縄本島や石垣島など)小笠原諸島は、アメリカが占領しました。
そして、ソ連が 北方領土を占領しました。

はい、おしまいです。文句は言えません。竹島は、別です。これは1952年、李承晩ラインで、韓国が占領しました。大体、韓国は「連合国」ではなく、1945年以前は「日本国」です。

外務省は、8項について、こう言います

外務省 われらの北方領土 2014年版 p8~p9

・カイロ宣言は、千島列島(注:北方領土)についてははっきりと述べていません。

・戦争の結果としての領土の最終的処理は平和条約によって初めて行われるものであり、この規定は法的効果を持ちうるものではありません。「われらの決定する諸小島」と述べているにすぎず、この内容を具体的にはっきりさせたものではありません。




 領土問題は、平和条約によって行われる????そんなこと、ポツダム宣言には書いていません。

日本とロシア、日本と北朝鮮、日本と韓国、日本と中国は、「平和条約」を結んでいません!!!。

「我らの決める諸小島」は具体的なものではない????

 勝てば官軍、アメリカのように何でもやっていいのです。琉球列島をアメリカが占領してもいいのです。だって「日本の主権の及ぶ範囲は連合国が決める」と書いてある降伏文書に署名したのです。

 アメリカ、超法規ですから。日本国憲法作らせて、「通信の秘密」を保障しながら、1951年の占領が終わるまで、日本の手紙から何からなにまで「検閲」したのですから。憲法を超えるのがアメリカ(連合国軍総司令部)なのです。

 ちなみに、戦後、新聞に対しては「紙を配給しないぞ」といっておどしました。これで新聞社は息の根を止められます。「神様、仏様、GHQ様」です。参考:江藤淳「閉ざされた言語空間」

1972年、沖縄を返還しても、軍用地に関しては「アメリカが好きな時期まで、好きなように使うぞ」とし、日本は「OK」しました。

 勝てば官軍、それを地で行ったのが「ポツダム宣言」です。これが、ロシアの主張する「第二次大戦の結果を直視しろ」ということです。

 私がロシア政府代表なら?「領土問題は存在しない」と言います。

外務省が主張する理由、なんだか「食料安全保障論、自給率向上!」キャンペーンのように見えます。「諸諸島、具体的に書いていないじゃないかあ!カイロ宣言で千島列島が入っているかどうか、あいまいじゃないかあ」

アメリカ、琉球諸島を占領しました。 事実はこれだけ、とても具体的です。
 
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No title

予定稿(笑い)執筆は、波があります。

集中時は、時間が全くなくなり、ひと段落すると、次まで時間が空くことがあります。

暇な時期に記事を更新しているので、ご心配無用です。

予定稿、期待していてくださいね(笑い)。

No title

アメリカは北方四島は日本領という立場(http://yukan-news.ameba.jp/20140814-12739/)で、第二次世界大戦中の連合国ではありませんが中華人民共和国も同様だと思われます(http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPRU/19760117.O1J.html)。ポツダム宣言の「吾等」は連合国のことだと通常言われております。第二次世界大戦中の連合国にしろ現在の国連にしろ北方四島をソ連もしくはロシア領にするという決定をしたとは聞いたことがありません。カイロ宣言に「領土拡張ノ何等ノ念ヲモ有スルモノニ非ズ 」とあり、ポツダム宣言に『「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルベク』とあるので、ソ連の北方四島占領はカイロ、ポツダム宣言に反します。カイロ宣言に「日本国ハ又暴力及貪欲ニ依リ日本国ガ略取シタル他ノ一切ノ地域ヨリ駆逐セラルベシ」とありますが千島列島も北方四島も該当しないからです。日本とロシアが共同で作成した資料にも日露和親条約で「択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島は日本領、ウルップ島以北の諸島はロシア領として平和裡に確定した。」(http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPRU/19920900.O1J.html)とあります。

No title

1 アメリカが占領した琉球諸島は、連合国や、アメリカがアメリカ領にするという決定をしたのですか?

2 カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルベクは、琉球諸島・小笠原諸島は除外されるのですか?

琉球諸島は、ポツダム宣言、カイロ宣言にのっとっているのですか?

No title

1.アメリカは確かに沖縄戦に勝って沖縄を占領しました。その後軍政をしきました。しかし沖縄はアメリカ領になっていません。サンフランシスコ講和条約第三条に基づき国連で信託統治にする提案をするまでの間、沖縄で施政権を行使したのです。わかりやすく日本から沖縄を「借りていた」と言ってもいいでしょう。なぜなら日本の沖縄に対する潜在主権を認めていたからです。

 ・サンフランシスコ平和会議における吉田茂総理大臣の受諾演説
『領土の処分の問題であります。奄美大島、琉球諸島、小笠原群島その他平和条約第3条によつて国際連合の信託統治制度の下におかるることあるべき北緯29度以南の諸島の主権が日本に残されるというアメリカ合衆国全権及び英国全権の前言を、私は国民の名において多大の喜をもつて諒承するのであります。』
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19510907.S1J.html
 ・岸信介首相とアイゼンハワー米大統領との共同コミュニケ
『大統領は,日本がこれらの諸島に対する潜在的主権を有するという合衆国の立場を再確認した。』
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19570621.D1J.html
 ・池田勇人首相とケネディ米大統領の共同声明
『大統領と総理大臣は,米国の施政下にあるが,同時に日本が潜在主権を保有する琉球及び小笠原諸島に関連する諸事項に関し,意見を交換した。』
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19610622.D1J.html

結局沖縄を信託統治にする提案は国連でなされずいわゆる沖縄返還協定でアメリカの施政権は放棄され日本に戻ってきました。

2.カイロ、ポツダム宣言に基いてアメリカが沖縄を自国領にした事実はないと思います。

No title

私はロシアを代表して折衝にあたる役人です。

>1.アメリカは確かに沖縄戦に勝って沖縄を占領しました。その後軍政をしきました。しかし沖縄はアメリカ領になっていません。サンフランシスコ講和条約第三条に基づき国連で信託統治にする提案をするまでの間、沖縄で施政権を行使したのです。わかりやすく日本から沖縄を「借りていた」と言ってもいいでしょう。なぜなら日本の沖縄に対する潜在主権を認めていたからです。

1)そうすると、勝手に占領してもかまわないことになります。施政権はロシアが持てます。主権が日本にあるかどうかにかかわらずです。ロシアが「借りている」のですね。

2)講和条約(平和条約)まで占領できたのなら、ロシアも平和条約まで占領できます。平和条約を結んだ時に、歯舞・色丹返すと合意しています。

>2.カイロ、ポツダム宣言に基いてアメリカが沖縄を自国領にした事実はないと思います。

占領はかまわないことになります。いついつまでという時期は確定していません。3000年でも可能ですね。

3 アメリカは検閲OK

 日本国憲法の下で、アメリカは通信の秘密を侵し、日本人もそれに協力していましたね。では、超法規もOKでよろしいですね。

No title

さらに、「法的根拠」としては、占有権があります。

ヒトのものでも、自分が勝手に占有していれば、ヒトのものと知っていたら10年、知らなくても20年占有していれば、自分のものです。

北方領に日本の主権が及ぶとしても、日本の法律下、判例で、「占有権」は認められています。

ロシアとしては占有権を主張します。

http://blogos.com/outline/135854/

No title

1)アメリカが沖縄の施政権を得たのはサンフランシスコ講和条約第三条によります。ソ連・ロシアが北方四島の施政権を得た法的根拠はないと思います。ソ連・ロシアと日本は北方四島の施政権を「貸し借り」する同意はしていません。勝手に借りたらまずいんじゃないですかね。

2)ロシア役人の「平和条約を結んだ時に、歯舞・色丹返すと合意しています。」と先生の「領土問題は、平和条約によって行われる????そんなこと、ポツダム宣言には書いていません。」 は矛盾しませんか。
三千年も占領を続けたら「領土拡張ノ何等ノ念ヲモ有スルモノニ非ズ 」とはみなし難いので、カイロ宣言、それを受けたポツダム宣言に違反すると思います。
 『条約法条約は、前文で、自由意志による同意の原則、信義誠実の原則と並んで、「合意はまもらなければならない」(pacta sunt servanda)の原則が普遍的な基本原理であることを確認している。この原則は、いわば国際法の公理であり、国際法主体間の合意法たる国際法が拘束力をもつことの根拠とも考えられる。』(現代国際法講義第4版)
約束を守ることは「国際法の公理」だそうです。常識としても約束は守らなければならないのは普通ではないでしょうか。
それにソ連・ロシアは北方四島を占領中という主張はしていないと思います(『ソ連邦は、八月末から九月初めにかけて択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島を占領した後、一九四六年二月二日付けの最高会議幹部会令で、これらの島々を当時のロシア・ソヴィエト社会主義連邦共和国に編入した。』http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPRU/19920900.O1J.html)。
ハーグ陸戦法規では占領地の法律を尊重することを求めています(第43条 国の権力が事実上占領者の手に移った上は、占領者は絶対的な支障がない限り、占領地の現行法律を尊重して、なるべく公共の秩序及び生活を回復確保する為、施せる一切の手段を尽くさなければならない。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B0%E9%99%B8%E6%88%A6%E6%9D%A1%E7%B4%84)。その他にも制限があり、ロシアは面倒くさいことを三千年もやるつもりなのだなと思います。占領を継続しているとなると日本が軍事力で取り戻してもよくはなりませんか? そうならないための平和条約であって、外務省の「戦争の結果としての領土の最終的処理は平和条約によって初めて行われるもの」というのは妥当な見解だと納得していただけたと思います。

3.私はアメリカの全てを肯定するわけではありません。

占有について
『国家実行と国際裁判で取得時効の理論が直接かつ一般的に容認された例は稀である。』(現代国際法講義第4版)
『竹島は、別です。これは1952年、李承晩ラインで、韓国が占領しました。』とお書きですが、竹島はそろそろ韓国が取得時効したのでしょか?

No title

私はロシアの役人です。

>アメリカが沖縄の施政権を得たのはサンフランシスコ講和条約第三条によります。ソ連・ロシアが北方四島の施政権を得た法的根拠はないと思います。ソ連・ロシアと日本は北方四島の施政権を「貸し借り」する同意はしていません。勝手に借りたらまずいんじゃないですかね。

今のロシアの占領は、サンフランシスコ条約前の状態です。
それは、アメリカの占領と同じです。アメリカは講和条約前に勝手に借りています。ロシアも同じことをしているだけですが、何か不満が?

>2)ロシア役人の「平和条約を結んだ時に、歯舞・色丹返すと合意しています。」と先生の「領土問題は、平和条約によって行われる????そんなこと、ポツダム宣言には書いていません。」 は矛盾しませんか。

ポツダム宣言時に、「平和条約によって行われる」と書いていないのに(何ら具体的な話は書いていません)、あとになって、「領土問題は、平和条約によって行われる」という日本の主張は、単なる意見で、「ハイ、それで?」ですが。何か?

>三千年も占領を続けたら「領土拡張ノ何等ノ念ヲモ有スルモノニ非ズ 」とはみなし難いので、カイロ宣言、それを受けたポツダム宣言に違反すると思います。

それはあなたの意見ですね。30年の占領はOKで、3000年はダメというのは、定義でも何でもありません

>『条約法条約は、前文で、自由意志による同意の原則、信義誠実の原則と並んで、「合意はまもらなければならない」(pacta sunt servanda)の原則が普遍的な基本原理であることを確認している。この原則は、いわば国際法の公理であり、国際法主体間の合意法たる国際法が拘束力をもつことの根拠とも考えられる。』(現代国際法講義第4版)
約束を守ることは「国際法の公理」だそうです。常識としても約束は守らなければならないのは普通ではないでしょうか。

あなた方日本は、憲法下で、通信の秘密を自分自身の手で侵しました。国家の最高法規を、自らの都合で破るあなた方に、国際法の公理を説く資格はないですよ。

>それにソ連・ロシアは北方四島を占領中という主張はしていないと思います(『ソ連邦は、八月末から九月初めにかけて択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島を占領した後、一九四六年二月二日付けの最高会議幹部会令で、これらの島々を当時のロシア・ソヴィエト社会主義連邦共和国に編入した。』http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPRU/19920900.O1J.html)。
ハーグ陸戦法規では占領地の法律を尊重することを求めています(第43条 国の権力が事実上占領者の手に移った上は、占領者は絶対的な支障がない限り、占領地の現行法律を尊重して、なるべく公共の秩序及び生活を回復確保する為、施せる一切の手段を尽くさなければならない。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B0%E9%99%B8%E6%88%A6%E6%9D%A1%E7%B4%84)。その他にも制限があり、ロシアは面倒くさいことを三千年もやるつもりなのだなと思います。占領を継続しているとなると日本が軍事力で取り戻してもよくはなりませんか? そうならないための平和条約であって、外務省の「戦争の結果としての領土の最終的処理は平和条約によって初めて行われるもの」というのは妥当な見解だと納得していただけたと思います。

はい、私たちがやっているのは、サンフランシスコ条約が結ばれる前のアメリカと同じことです。何かご不満が?アメリカはよかったのに、我々がやっていることは認めないというのは、あなた方のダブルスタンダードです。

>3.私はアメリカの全てを肯定するわけではありません。
>占有について
『国家実行と国際裁判で取得時効の理論が直接かつ一般的に容認された例は稀である。』(現代国際法講義第4版)
『竹島は、別です。これは1952年、李承晩ラインで、韓国が占領しました。』とお書きですが、竹島はそろそろ韓国が取得時効したのでしょか?

あれ?北方領土はあなた方の主権の及ぶ範囲=あなた方の法律が適用される範囲なのでは?これは、国際間の話ではなくて、あなた方日本領内の話ですよ。

竹島は、北方領土の話とは違いますという意味です。取得時効したかどうかは、あなた方が判断してください。そんな話を、我々ロシアに持ち込まないでください。

あなた方は、自ら憲法を破りながら、我々ロシアには、法の公理を説くつもりですか?あなたがたは、のちの同盟国になった国の占領は不問で、我々だけ責めるのですか?
それは納得いきませんね。ダブルスタンダードですよ、日本さん。

私はロシアの役人です。

No title

>今のロシアの占領は、サンフランシスコ条約前の状態です。
ソ連・ロシアは北方四島を占領しているとは主張していません。日本とロシアが共同作成した資料を引用したはずです。架空のロシア役人にしてもお粗末ではないでしょうか。「領土問題は、平和条約によって行われる」という見解は日本だけではありません。
例えば、
朝鮮を統治したアメリカ軍政庁の文書に、『従前日本に属していたが、日本と朝鮮の漁業水域を画する恣意的な線を引いた最近の占領指令はトクトを朝鮮ゾーン内に置いた。この島の管轄権の終局的処分は平和条約を待つ。(略)』(http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima08/iken-C.html
ジョン・フォスター・ダレスは、『What is the territory of Japanese sovereignty? Chapter II deals with that.』(http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19510905.S1E.html)と言っています。
韓国は竹島領有の根拠にSF条約を挙げています。
(『サンフランシスコ平和条約は、第2次世界大戦終結のため、連合国と日本の間で締結された条約です。この条約の第2条(a)で「日本は韓国の独立を承認して、済州島、巨文島及び鬱陵島を含む韓国に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する」と規定しています。この“済州島、巨文島及び鬱陵島”は韓国の3千あまりの島嶼の例に過ぎず、独島が直接明示されていないからといって独島が韓国の領土に含まれていないと見ることはできません。』http://dokdo.mofa.go.kr/jp/ 「独島が大韓民国の領土であることを裏付ける歴史的事件の年表」)
ソ連はSF条約修正案を用意していました(対日講和条約草案に対するソ連修正提議 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19510905.O1J.html)。なぜこれを用意したんですかね。
塚本孝先生は、『領土の最終決定は、平和条約によるのが国際法の原則。』とお書きです(http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima04/kenkyuukai_houkokusho/takeshima04_01/index.data/09.pdf)。
wikipediaの平和条約の項目には「国境の公的な確定」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E6%9D%A1%E7%B4%84)とあります。
外務省の「戦争の結果としての領土の最終的処理は平和条約によって初めて行われるもの」を否定しているのは架空のロシア役人だけではないですか?

No title

>それはあなたの意見ですね。30年の占領はOKで、3000年はダメというのは、定義でも何でもありません
アメリカは沖縄を三十年も占領していないと思いますが、ただの間違いなら、まあいいでしょう。それともSF条約三条でアメリカが施政権を行使することになったという事実が受け入れられないので「30年の占領」なのでしょうか。後者だとしたら問題ですね。
ロシア役人には常識的に考えてもらいたいものです。アメリカは沖縄戦で勝ったわけですから、日本の統治機構が破壊されたのです。そうなったら誰かがとりあえず代りをするしかないではありませんか。アメリカもこう言っています。
『治安維持及米國軍並ニ居住民ノ安寧福祉確保上占領下ノ南西諸島中本島及他島並ニ其近海ニ軍政府ノ設立ヲ必要トス』(https://ja.wikisource.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E8%BB%8D%E6%94%BF%E5%BA%9C%E5%B8%83%E5%91%8A%E7%AC%AC1%E5%8F%B7)ロシアも同じだ、とりあえず治安維持しているんだというような屁理屈は止めてくださいね。しかも何度も繰り返していますが、ロシアは北方四島を占領していると主張していません。

>あれ?北方領土はあなた方の主権の及ぶ範囲=あなた方の法律が適用される範囲なのでは?これは、国際間の話ではなくて、あなた方日本領内の話ですよ。
ロシアの役人なのに「日本領内」(笑)外交官としては致命的ですね。

>竹島は、北方領土の話とは違いますという意味です。取得時効したかどうかは、あなた方が判断してください。そんな話を、我々ロシアに持ち込まないでください。
「竹島は、別です。これは1952年、李承晩ラインで、韓国が占領しました。」は架空のロシア人ではなく、先生の御意見ということですね。私が混乱したようです。すみません。「ロシアとしては占有権を主張します。」は架空のロシア人としての意見ということですね。しかしですね、どちらも認めたらダメだと思いますよ。

<太壽堂教授はさらに、(略)竹島についても、『違法行為から権利が生じる』という事態を招かないとも限らない。そうした結果を避けるためには、日本政府は可能な限りあらゆる手段を講じてこれを阻止しなければならない」と指摘していた>(http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima04/kenkyuukai_houkokusho/takeshima04-02/index.data/-06.pdf)。

『違法行為から権利が生じる』状態は積極的に主張するようなものなんですか。そのようなことになったら戦争の可能性が高まるのではないですか。某国も尖閣諸島を占領してしまえばいいということになりかねません。太壽堂教授のような考え方を私は妥当だと思うのですが、ロシア役人は違うんでしょうか。先生の方は同意してくれると思います。

私は先生の生徒ではないので模擬討論はこれ以上必要ありません。先生は内心私の書いたことに納得してくれたと思います。私は文章を書く様なことを生業にしていないので推敲に時間が掛かります。これだけを書くのにも結構時間を使いました。おかげで相撲の千秋楽を見逃してしまいました。先生にこういうことを言うのは失礼なのは承知しておりますが、先生は領土問題についてはちょっとアレですね。相撲を見逃したのでこれくらいの嫌味はお許しください。ではこれで失礼します。

No title

>今のロシアの占領は、サンフランシスコ条約前の状態です。
ソ連・ロシアは北方四島を占領しているとは主張していません。日本とロシアが共同作成した資料を引用したはずです。架空のロシア役人にしてもお粗末ではないでしょうか。「領土問題は、平和条約によって行われる」という見解は日本だけではありません。
例えば、
朝鮮を統治したアメリカ軍政庁の文書に、『従前日本に属していたが、日本と朝鮮の漁業水域を画する恣意的な線を引いた最近の占領指令はトクトを朝鮮ゾーン内に置いた。この島の管轄権の終局的処分は平和条約を待つ。(略)』(http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima08/iken-C.html
ジョン・フォスター・ダレスは、『What is the territory of Japanese sovereignty? Chapter II deals with that.』(http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19510905.S1E.html)と言っています。
韓国は竹島領有の根拠にSF条約を挙げています。
(『サンフランシスコ平和条約は、第2次世界大戦終結のため、連合国と日本の間で締結された条約です。この条約の第2条(a)で「日本は韓国の独立を承認して、済州島、巨文島及び鬱陵島を含む韓国に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する」と規定しています。この“済州島、巨文島及び鬱陵島”は韓国の3千あまりの島嶼の例に過ぎず、独島が直接明示されていないからといって独島が韓国の領土に含まれていないと見ることはできません。』http://dokdo.mofa.go.kr/jp/ 「独島が大韓民国の領土であることを裏付ける歴史的事件の年表」)
ソ連はSF条約修正案を用意していました(対日講和条約草案に対するソ連修正提議 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19510905.O1J.html)。なぜこれを用意したんですかね。
塚本孝先生は、『領土の最終決定は、平和条約によるのが国際法の原則。』とお書きです(http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima04/kenkyuukai_houkokusho/takeshima04_01/index.data/09.pdf)。
wikipediaの平和条約の項目には「国境の公的な確定」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E6%9D%A1%E7%B4%84)とあります。
外務省の「戦争の結果としての領土の最終的処理は平和条約によって初めて行われるもの」を否定しているのは架空のロシア役人だけではないですか?


上記は、あなた方の主張であり、私たちがそれを受け入れなければならない根拠は一つもありません。

誰それが言った、アメリカが書いた、云々は、我々の関知するところでありません。用意したのと、締結したのでは、意味は違います。私たちは、あなたたち日本と何かを締結(約束)したわけではありません。

占領というのは、我々が言った言わないではなく、実質的にアメリカが日本と講和条約を結ぶ前の状態ですということを示しているにすぎません。そのときの状態と、今の北方領土の状態と、本質的にはまったく同じです。

都合のいい時に、「法律論」を持ち出すのは、ダブルスタンダードですと申し上げた通りです。

No title

私はロシアの役人です。

>それはあなたの意見ですね。30年の占領はOKで、3000年はダメというのは、定義でも何でもありません
アメリカは沖縄を三十年も占領していないと思いますが、ただの間違いなら、まあいいでしょう。それともSF条約三条でアメリカが施政権を行使することになったという事実が受け入れられないので「30年の占領」なのでしょうか。後者だとしたら問題ですね。
ロシア役人には常識的に考えてもらいたいものです。アメリカは沖縄戦で勝ったわけですから、日本の統治機構が破壊されたのです。そうなったら誰かがとりあえず代りをするしかないではありませんか。アメリカもこう言っています。
『治安維持及米國軍並ニ居住民ノ安寧福祉確保上占領下ノ南西諸島中本島及他島並ニ其近海ニ軍政府ノ設立ヲ必要トス』(https://ja.wikisource.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E8%BB%8D%E6%94%BF%E5%BA%9C%E5%B8%83%E5%91%8A%E7%AC%AC1%E5%8F%B7)ロシアも同じだ、とりあえず治安維持しているんだというような屁理屈は止めてくださいね。しかも何度も繰り返していますが、ロシアは北方四島を占領していると主張していません。

>アメリカは沖縄戦で勝ったわけですから、日本の統治機構が破壊されたのです。そうなったら誰かがとりあえず代りをするしかないではありませんか。

あなたの意見ですので、普遍性はありません。30年と3000年という例えを「30年は占領していない」と解釈するような文書読解能力しかない人とは、何を話しても、理解されるとは思えませんね。
「常識」とか、「アメリカが言っている」とか、関係ありませんし、あなたの常識?を押しつけないでくださいね。

>>あれ?北方領土はあなた方の主権の及ぶ範囲=あなた方の法律が適用される範囲なのでは?これは、国際間の話ではなくて、あなた方日本領内の話ですよ。
ロシアの役人なのに「日本領内」(笑)外交官としては致命的ですね。

100歩譲ってと言う例えが理解できない文書読解能力であれば、終わっています。お話になりませんよ。


>竹島は、北方領土の話とは違いますという意味です。取得時効したかどうかは、あなた方が判断してください。そんな話を、我々ロシアに持ち込まないでください。
「竹島は、別です。これは1952年、李承晩ラインで、韓国が占領しました。」は架空のロシア人ではなく、先生の御意見ということですね。私が混乱したようです。すみません。「ロシアとしては占有権を主張します。」は架空のロシア人としての意見ということですね。しかしですね、どちらも認めたらダメだと思いますよ。

単なる事実で、意見ではありません。あなたは、言葉にこだわりすぎでは?こちらは一般論を述べています。法律論をやれと言うなら、ガチガチにやりますが、そのようなレベルの話をして入りわけではありませんよ。
だから、あなた方日本は、憲法下にありながら、憲法を自らの手で破るのが平気な民族のようですから、なにを言っても無駄ですね。


<太壽堂教授はさらに、(略)竹島についても、『違法行為から権利が生じる』という事態を招かないとも限らない。そうした結果を避けるためには、日本政府は可能な限りあらゆる手段を講じてこれを阻止しなければならない」と指摘していた>(http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima04/kenkyuukai_houkokusho/takeshima04-02/index.data/-06.pdf)。

『違法行為から権利が生じる』状態は積極的に主張するようなものなんですか。そのようなことになったら戦争の可能性が高まるのではないですか。某国も尖閣諸島を占領してしまえばいいということになりかねません。太壽堂教授のような考え方を私は妥当だと思うのですが、ロシア役人は違うんでしょうか。先生の方は同意してくれると思います。

あなたがどう考えるかはあなたの意見であり、勝手にどうぞということです。普遍性も、我々を納得させる論理も、そこにはありませんよ。

>私は先生の生徒ではないので模擬討論はこれ以上必要ありません。先生は内心私の書いたことに納得してくれたと思います。私は文章を書く様なことを生業にしていないので推敲に時間が掛かります。これだけを書くのにも結構時間を使いました。おかげで相撲の千秋楽を見逃してしまいました。先生にこういうことを言うのは失礼なのは承知しておりますが、先生は領土問題についてはちょっとアレですね。相撲を見逃したのでこれくらいの嫌味はお許しください。ではこれで失礼します。

納得など全くしておりません。領土問題などありませんし、今の状態を続けます。あなたのご意見や感想には、普遍性はありません。
こちらを納得させる論理をどうぞ。

あなた方は、日本国憲法下で、自らの手で通信の秘密を守らず、憲法を平然とないがしろにする国民です。都合のいいときに、法律論を持ち出すのは、ダブルスタンダードですよ。

沖縄をアメリカが1951年まで占領したのと、我々が今行っているのは本質的に全く同じです。

そのダブルスタンダードを維持している限り、我々を説得できる論理は持ち合わせていないですよ。

結局あなたの主張はあなたの単なる意見で、普遍性は持ちえません。勝手にどうぞということです。

私はロシアの役人です。

民法では

>『違法行為から権利が生じる』状態は積極的に主張するようなものなんですか。そのようなことになったら戦争の可能性が高まるのではないですか。某国も尖閣諸島を占領してしまえばいいということになりかねません。太壽堂教授のような考え方を私は妥当だと思うのですが

あなたがどう思おうが勝手ですが、民法上、判例上、占有権は善意で10年、悪意で20年です。

妥当だと思う・・意見なので、普遍性はないと何度も申し上げている通りです。

No title

『国内法における権原(title)は、法律上確定的な権利を創出する事実を意味する。これと同様に、国際法における領域権原とは、国家が特定の地域について領域主権を有効に行使することができるような原因ないし根拠となる事実をいう。』

『国家が領域権原を取得する主たる態様として、先占、添付、割譲、併合、征服、時効がある。』

『割譲(cession)とは、国家間の合意(条約)によって国家領域の一部を他国へ移転することであり、譲渡国が当該領域に有する権原と権利を他国のために放棄することを意味する(略)。』

『他国領域に実行的な支配を確立していても、武力による威嚇またはその行使による領域取得は違法である。』

『なお、自衛権(国連憲章五一条)にもとづく軍事占領は、たとえそれが例外的に許される武力行使にともなうものであっても、それ自体は領域取得の有効な権原とはなりえない。そのような軍事占領は相手国による武力攻撃が存続するかぎりで、それに対抗するために認められたものにすぎない。』

『時効(prescription)とは、国家が他国の領域を相当の期間継続して平穏に、かつ主権者として領有する意思をもって支配した場合に、それを取得することである。このような時効は取得時効とよばれ、ローマ法および国内の私法体系に起源をもつ。もっとも、この制度が国際法においても認められるかどうかについては、議論がある。』

『国家実行と国際裁判で取得時効の理論が直接かつ一般的に容認された例は稀である。』(現代国際法講義第4版)

これは執筆者の意見だ、普遍性はないで逃げる。オッズ1.1倍。
誤りを率直に認める。オッズ一万倍。

No title

『国内法における権原(title)は、法律上確定的な権利を創出する事実を意味する。これと同様に、国際法における領域権原とは、国家が特定の地域について領域主権を有効に行使することができるような原因ないし根拠となる事実をいう。』
『国家が領域権原を取得する主たる態様として、先占、添付、割譲、併合、征服、時効がある。』
『割譲(cession)とは、国家間の合意(条約)によって国家領域の一部を他国へ移転することであり、譲渡国が当該領域に有する権原と権利を他国のために放棄することを意味する(略)。』
『他国領域に実行的な支配を確立していても、武力による威嚇またはその行使による領域取得は違法である。』
『なお、自衛権(国連憲章五一条)にもとづく軍事占領は、たとえそれが例外的に許される武力行使にともなうものであっても、それ自体は領域取得の有効な権原とはなりえない。そのような軍事占領は相手国による武力攻撃が存続するかぎりで、それに対抗するために認められたものにすぎない。』
『時効(prescription)とは、国家が他国の領域を相当の期間継続して平穏に、かつ主権者として領有する意思をもって支配した場合に、それを取得することである。このような時効は取得時効とよばれ、ローマ法および国内の私法体系に起源をもつ。もっとも、この制度が国際法においても認められるかどうかについては、議論がある。』
『国家実行と国際裁判で取得時効の理論が直接かつ一般的に容認された例は稀である。』(現代国際法講義第4版)

これは執筆者の意見だ、普遍性はないで逃げる。オッズ1.1倍。
誤りを率直に認める。オッズ一万倍。


ロシアの役人です。

だから、誰かの考え方を示しても、「ハイ、あなたはそう考えるのですね」でおしまい。「容認された例は稀である」→まれでも実際に「ある」し、なにより「勝てば官軍」。ソ連の「日本人シベリア抑留」も、アメリカの琉球諸島占領も同じ。原爆も同様。非戦闘員の大量虐殺。しかし日本も重慶爆撃で、同様のことを実行。

何度も言うが、いくら法律論を偉そうに言っても、日本人は自らの手で、日本国憲法の「通信の秘密」を破った民族。それが、「法律的には○○だ」というのだから、ちゃんちゃらおかしい。

だから、「日本人は自らの手で、日本国憲法の『通信の秘密』を破った」ことに答えたら?それから、話を進めたら?逃げないで(笑い)。歌舞伎の台本も「検閲」しているのに(笑い)。

蛇足だが、日本の主権を主張している北方領なら、日本の民放を適用して考えなさい。国際間の話ではないだろう。

都合のいい時は、「国際間の問題」といい、悪くなると日本は「主権を持つ」といい、支離滅裂。

日本は「漁業権」がほしいだけだろう?それなら、交渉次第で、譲ってやってもいいぞ!こちらもトクするような内容ならな!

No title

>だから、誰かの考え方を示しても、「ハイ、あなたはそう考えるのですね」でおしまい。
では、一般論で普遍性のある国際法の本を紹介してくださいと言ったら先生、困るだろうな・・・。

>「容認された例は稀である」→まれでも実際に「ある」
「一般的に容認された例は稀」な「議論のあ」る一方の意見を採用することになって、先生の主義に反しますがよろしいのですか。偽ロシア人だから問題ないか。

>「日本人は自らの手で、日本国憲法の『通信の秘密』を破った」
日本で行われた検閲はSCAPINに基いて命令されたものですよね。
で、GHQの占領中の行為はサンフランシスコ講和条約で不問になっています。
第十九条
(d) 日本国は、占領期間中に占領当局の指令に基づいて若しくはその結果として行われ、又は当時の日本国の法律によつて許可されたすべての作為又は不作為の効力を承認し、連合国民をこの作為又は不作為から生ずる民事又は刑事の責任に問ういかなる行動もとらないものとする。
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19510908.T1J.html

検閲と領土問題がどうして関係あるのかわからないのですよ。お前(日本)は憲法を破ったのだからオレ(ロシア)は国際法を破る!と言いたいのですか?はあ・・・。時系列的に成立たない話ですね。
『当時まだ有効であった日ソ中立条約(注)を無視して1945年8月9日に対日参戦したソ連は、日本のポツダム宣言受諾後も攻撃を続け、同8月28日から9月5日までの間に、北方四島を不法占領しました』(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo_keii.html

『日本国憲法(にほんこくけんぽう、にっぽんこくけんぽう)は、1947年(昭和22年)5月3日に施行された、日本の現行憲法である。』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95

>蛇足だが、日本の主権を主張している北方領なら、日本の民放を適用して考えなさい。国際間の話ではないだろう。
先生の意見(笑)では竹島は韓国領なんですか?某国に尖閣諸島を占領して二十年がんばれ、加油と言ってあげたいですね。

No title

私はロシアの役人

>だから、誰かの考え方を示しても、「ハイ、あなたはそう考えるのですね」でおしまい。
では、一般論で普遍性のある国際法の本を紹介してくださいと言ったら先生、困るだろうな・・・。

行政書士は、おそらく法学にもたけているはずだが・・・専門家には、君が付け焼刃の法知識を振り回してるのは、一目瞭然だろうな。

>>「容認された例は稀である」→まれでも実際に「ある」
「一般的に容認された例は稀」な「議論のあ」る一方の意見を採用することになって、先生の主義に反しますがよろしいのですか。偽ロシア人だから問題ないか。

たった1例でも「認めた例」があるのなら、普遍性はない。都合のいい時によって、変わるというダブルスタンダード。別名ご都合主義という。


>>「日本人は自らの手で、日本国憲法の『通信の秘密』を破った」
日本で行われた検閲はSCAPINに基いて命令されたものですよね。
で、GHQの占領中の行為はサンフランシスコ講和条約で不問になっています。
第十九条
(d) 日本国は、占領期間中に占領当局の指令に基づいて若しくはその結果として行われ、又は当時の日本国の法律によつて許可されたすべての作為又は不作為の効力を承認し、連合国民をこの作為又は不作為から生ずる民事又は刑事の責任に問ういかなる行動もとらないものとする。
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19510908.T1J.html

加担した日本人は、関係ない。日本人の罪は罪。
それに我々ロシアは、このような条約を貴国と結んでいない。だから、今の状態は、1951年以前の状態と本質的に同じだ。

>検閲と領土問題がどうして関係あるのかわからないのですよ。お前(日本)は憲法を破ったのだからオレ(ロシア)は国際法を破る!と言いたいのですか?はあ・・・。時系列的に成立たない話ですね。

ご都合主義の国に、ああだこうだ言われたくない。

『当時まだ有効であった日ソ中立条約(注)を無視して1945年8月9日に対日参戦したソ連は、日本のポツダム宣言受諾後も攻撃を続け、同8月28日から9月5日までの間に、北方四島を不法占領しました』(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/hoppo_keii.html

『日本国憲法(にほんこくけんぽう、にっぽんこくけんぽう)は、1947年(昭和22年)5月3日に施行された、日本の現行憲法である。』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95


はいはい、貴国はそういうが、ポツダム宣言を受け入れたのは帰国。主権は連合国が決める。連合国はそれぞれ勝手に動いたが・・・ロシアも連合国の一員であることを忘れないように。アメリカだけが連合国ではない。

>蛇足だが、日本の主権を主張している北方領なら、日本の民放を適用して考えなさい。国際間の話ではないだろう。
先生の意見(笑)では竹島は韓国領なんですか?某国に尖閣諸島を占領して二十年がんばれ、加油と言ってあげたいですね。

貴国とロシアの間に「竹島」問題なるものは存在しない。

君はまず、民法の物権・債権から学んではどうか。今までの主張を見るに、その区別すらついていないようだが・・

明らかになっているのは、すべて帰国の意見に過ぎないということだ。そのような意見など、我々には通用しない。

No title

>>たった1例でも「認めた例」があるのなら、普遍性はない。
私は別に意見でもいいと思っています。先生の主張と矛盾するから心配したのです。

意見はいらない。

>>加担した日本人は、関係ない。日本人の罪は罪。
>なんか恐ろしいことを言ってますね。「罪」を法的な意味で使っているとみなします。道徳的な意味で使っているとしたらもっと問題ですが。先生のいう罪を犯した日本人はもう時効だと思いますが、それはおいておきます。突っ込みたいけど、法学に詳しい先生がかわいそうだから・・・。日本人が罪を犯すとロシアの不法占拠を問えないのですか?まさか違いますよね。日本では犯罪が年に万単位であります。それで外国の日本に対する違法行為が正当化されるならば、外国は日本に対して違法行為をし放題になってしまいます。検閲と領土問題を結びつける意味がわかりません。検閲されたことで後代に悪影響を与えたのなら別個に論じたらいいんじゃないですか。

 アメリカによる違法行為(憲法違反)・占領は後の条約で「不問」。こういうことをするのであるから、事実上1951年以前の状態とおなじである北方4島について、非難されるいわれはない。

>>このような条約を貴国と結んでいない。
>先に引用した「割譲」の項目をお読みください。日本とソ連・ロシアで領土移転の合意(条約)はありませんよね。なくてもいいなら、クリミア半島はロシア領なのかな?

この「条約」とは、平和条約のこと。平和条約でなんでも「不問」にしているということ。

>>だから、今の状態は、1951年以前の状態と本質的に同じだ。
>『他国領域に実行的な支配を確立していても、武力による威嚇またはその行使による領域取得は違法である。』 で、北方四島はどこの国の領土なんですか?偽ロシア人ではなく先生の意見でお願いします。

意見はいらない。

>>ご都合主義の国に、ああだこうだ言われたくない。
>ハハハ。柔道で言ったら一本!という感じですか?

感想もいらない。

>>はいはい、貴国はそういうが、ポツダム宣言を受け入れたのは帰国。主権は連合国が決める。連合国はそれぞれ勝手に動いたが・・・ロシアも連合国の一員であることを忘れないように。アメリカだけが連合国ではない。
>カイロ宣言「領土拡張ノ何等ノ念ヲモ有スルモノニ非ズ 」ポツダム宣言『「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルベク』を最初の投稿で指摘したはずですが・・・。

貴国の主張は、「カイロ宣言で千島列島が入っているかどうか、あいまいじゃないかあ」のはずだが・・・カイロ宣言のどこに「北方領」が具体的に記述されているのだ?

>>貴国とロシアの間に「竹島」問題なるものは存在しない。
>私は先生の意見が聞きたいのです。答えてくれるはまたまたオッズ一万倍の万馬券だから外れるだろうな。

たらればの話はしない。意見はいらない。

>>君はまず、民法の物権・債権から学んではどうか。今までの主張を見るに、その区別すらついていないようだが・・
>先生本人と偽ロシア人が混在していて混乱するのでどちらか一方にしていただけませんか。

それすら理解できないのだろうか?

>>明らかになっているのは、すべて帰国の意見に過ぎないということだ。そのような意見など、我々には通用しない。
>駄々っ子みたいですね。何度も何度も言っていますが、先生演じるロシア人と本物のロシア人の主張は違いますよ。先生演じるロシア人は「北方四島は占領中だ、文句あるか」で本物のロシア人は「編入済み」ですから。

ポツダム宣言の通り。貴国の主権は、連合国が決める。ロシア連合国の一員である。連合国が相談して決めるとは書いていない。よく読みなさい。「連合国が決める」と書いている。

貴国の主張の通りに言うと、「実質上占領状態」と何も本質的には変わらないということだ。

貴国の行う行為は、ダブルスタンダード・ご都合主義という。アメリカは琉球諸島・小笠原諸島を占領した。平和条約でそれらは不問にされた。平和条約を結んでいない以上、(事実上の)占領に文句は言えない。

とにかく、北方領に関しては全て、貴国の「意見」に過ぎないということが明らかである。我々を納得させる論理はそこにはない。ふつうはそれらを、「屁理屈」という。

第二次大戦の結果、ポツダム宣言を貴国は飲んだ。「連合国」が主権の範囲を決める。「諸諸島」を決めるのは我々「連合国」である。

貴国は「北方領土は諸諸島に入る、なぜなら具体的に書いていないから」というが、「諸諸島が何か」を決めるのは我々「連合国」である。北方領は「諸諸島」に含まれる。琉球諸島・小笠原諸島と同じである。

No title

おふたりとも日本政府でもロシア政府でもないのに、ここで思いをぶつけてしょうがないでしょう? 

日本はサンフランシスコ平和条約で千島列島について全島放棄しました。クナシルもイトルップも含めて放棄しています。国会での質問でも政府はそう答えています。
ソ連の占領は戦時占領です。日ソ共同宣言で戦争状態の終了は確認され、日本が領有権を放棄していない色丹島と歯舞群島の返還は決定しいます。
この点、プーチン政権は異論ありません。何度も色丹と歯舞群島を返すといいました。

一方、日本はダラスの一喝に負けて、日ソ共同宣言の後から北方四島の一括返還を主張しだします。
ソ連にとっては約束を反故にされた形ですが、田中ブレジネフの合意で、イトルップ、クナシルを含む南千島列島に日ソ間の領土問題があることを了解しあいました。

その後、日本領有、ロシア統治と言う妥協案が決まりかけましたが、両国の与党・議会でとおりませんでした。

現在、ロシアはウクライナ問題を抱えているので、南千島について日本と交渉する余裕がありません。イトルップの住人の多くがウクライナ本国に同情的な緑ウクライナ人だからです。

No title

私は、ロシア人です(笑い)。

北方領土は、我が国のものです。超法規的な政治的判断で解決?してあげる道も、まあ残してあげてもいいですが、基本的に未来永劫、北方領土は我が国のものです。

日本は言っていることがご都合主義で困ります。もっとも私たちの国もウクライナやシリア問題、ヨーロッパ圏へのガス供給をはじめ、「ご都合主義」です。

ということで、「法と正義」にもとづいて国際問題は解決しない以上、「力と我々の考える正義」で、解決したいと思います。

なあに、力があっても、何もできないのは、クリミア問題以降の我々に対する米欧の態度、中国に対する米欧の態度であきらかです。

やったもの勝ちです。

まあ、経済制裁で、今のところ我が国は参っていますが、長期的には元に戻ります。我々の国は圧力をかけられると一致団結します。

根室の人々がほしいのは、「経済的利益」でしょう。「経済的利益」に関してなら、話し合いの席に着きますよ。

領土を手に入れても、維持するためのコストはかかりますよ。資源は海洋資源くらいしかありません。択捉中学校や、国後高校つくるのですか?

花より団子、結局は団子の問題です。

とロシア人の私はいいます。
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