元建て債で、日本国内の「人民元」を集めるだと???
名捨てさんのコメントに回答します。
読売6月19日「国内初 人民元建て社債」
三菱UFJは18日、人民元建ての社債を国内で始めて発行すると発表した。
社債発行を通じて日本国内の企業や投資家が保有する人民元を集め、中国に進出する日本企業などへ貸し出す。調達額は3億500万元約70億。
本当に、大丈夫か?と言う内容です。分かります?
日本国内にある「元」を集めるのが、「人民元建て社債」
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これ、記者の捏造ですから・・・
じゃあ、アメリカやアルゼンチンが発行した「円建て国債」は、アメリカにある「円」や、アルゼンチン内にある「円」を集める????
日本企業が、アメリカで発行する「円建て社債」「サムライ債」は、アメリカの「円」を集める????
「ドル債」は、日本国内のドルを集め、「ユーロ債」は、日本国内あるユーロを集め、「ルーブル債」は、北海道の根室や稚内の住民が持つルーブルを集める・・・
マスコミのレベルって、どうしようもない・・・。害! 豆腐の角に頭をぶつけて!!!!
正解は、アメリカで発行される「円建て債」は、ドルではなくて、「円換算」の債券=100万円分買って下さいね、返すときには、101万円で(金利1万円つけて)返しますからね・・・というもの。
ただし、円だから、為替の変動はありますからね・・・というもの。
日本国内で発行される「レアル建て債」も、「ドル建て債」も、「豪ドル債」も、全部同じ。○○ドル分買ったら、1年後には○○ドル+金利分のドルを返しますからね・・・というもの。
ドルが安定していたり、ドル高が見込まれる場合は、買うと「トク」。ドルを使う予定のヒトや会社は、買ったほうがよいというもの。
なぜなら、アメリカで使ったり、石油買ったりするのも、「ドル」が決済通貨だから・・・
日本国内にある「元」を集めるのが、「人民元建て社債」
「元建て債」が、日本国内の元を集める????? バカも休み休みに言いなさい。
自由化=株だろうが、債券だろうが、自由に外国人投資家が買って良いと言うこと。中国企業の株を買い占めれば、外国人が、経営権を握れるということ。それが自由化。
元の自由化とは、そういうことです、ハイ。