<資本主義もいろいろ、唯一の解などない>

ドイツでは、女性登用数値が義務化だそうです。
ドイツでは、取締役会に、「労働組合代表者」が加わります。監査委員会は、その取締役会を監査するシステムです(日本の制度では)。ドイツでは監査役会が、事実上の最高意思決定機関だそうです。
ドイツではアウディやVW、BMWやベンツなどの高級車の新型がうようよ走っています。これは、会社が通勤者にそれらの車を支給するからです。部長クラスならランクは○○、課長クラスなら○○と差をつけて支給します。プライベートで使うのも自由です。(その分、アメリカのように給与がバカ高いということはありません)
資本主義には色々な形があり、どれが正しい、どれが良いというものでもありません。
このあたりは、比較制度論「青木昌彦」、ゲーム理論でお調べ下さい。
日本は、戦前は今の香港以上の「資本主義」でした。戦後、日本式雇用システムが確立しました。これらは「合理的」にそうなったシステムで、けっして「非合理」なシステムでもありません。
年功序列は年齢に平等なシステム(技能的・能力的には差別)で、能力的・技能的システムでは「定年」は年齢差別です。
唯一の「解」はありません。
菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』(中経出版)を読了。「日本の借金は世界最悪」「国債は負担を将来に転嫁する」「貿易赤字国に転落した日本はやばい」 など新聞やテレビでよく聞く俗流経済学をバッサリ斬る。良書。おすすめ。 amazon.jp/o/ASIN/4046005…
From: yoshida45
<追記>
昨年暮れ以降、私を名乗るネット上の投稿が続いているようで、出版社にまで問い合わせが来ており大変迷惑しています。仕事を抱えており暇がありません。ブログの更新が不定期になったのも、忙しく予定がたたないというのが理由です。ご質問などはこちらのブログにお願い致します。社会人の方ならご理解いただけると思いますが、誰も24時間働けません(笑)。