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ロシア政府代表なら?「領土問題は存在しない」

<ロシア政府代表なら?「領土問題は存在しない」>

領土問題など存在しないかのように頑なロシア

ニュースソクラ 9月25日(金)12時44分配信

日ロ外相会談、とりつく島なし

 日ロ間に領土問題など存在しないかのようなかたくなな態度だった。21日に日ロ外相会談がモスクワでほぼ1年半振りに開かれたが、岸田文雄外相はしらけきったのではないか。

 今のロシア外務省の姿勢では領土交渉は一歩も進みそうにない。結局のところ、いずれの時期にか首脳同士が政治決断するしか打開の道はないのではないか。

 セルゲイ・ラブロフ外相は会談後の記者会見で、「会談では日本の『北方領土』についてもロシアの『北方領土』についても話さなかった。それは我々の対話の議題ではないからだ」と述べた。かつて1960年代から80年代にかけ、ソ連は領土問題など存在しないと言っていたが、その時代を彷彿とさせる発言だ。

 だがこうした物言いは今回が初めてではない。数年前からロシア外務省は同じようなことを言ってきた。その意味では驚きではないが、ウクライナ危機もあって中断している日ロ対話を再開しようと両外相が久しぶりに会ったにしては、いかにもぶっきらぼうだ。今回、来月8日に外務次官級会合を開催することが決まった。その後、ラブロフ外相が訪日するかもしれないが、外務省レベルの領土交渉の前進はないと覚悟すべきだ。

 ロシア外務省当局のとりつく島のないような態度に比べると、ウラジーミル・プーチン大統領は領土問題の存在を前提に発言を続けてきた。例えば今年4月16日の記者団への発言で「領土問題」という言葉を口にしている。

 もちろんロシア外務省の対応は大統領の承認を得ていることは明らかで、大統領と外務省の間に違いがあるというわけではないが、ロシアの姿勢を切り崩すには大統領への直談判がより有効ではないか。もちろんそれで日本が今望むような成果を得られるという展望があるわけではない。



 <北方領土は、ロシア領>

 北方領土、日本が主権を主張するのは分かりますが、ロシア側からすれば無理スジです。

日本は、ポツダム宣言を受諾しました。ポツダム宣言は、「連合国が日本の主権の及ぶ範囲を決める」と書いてあります。

8条
8.The terms of the Cairo Declaration shall be carried out and Japanese sovereignty shall be limited to the islands of Honshu, Hokkaido, Kyushu, Shikoku and such minor islands as we determine.

八、「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ


 つまり、連合国は、日本の主権の及ぶ範囲を自分たちで決定する範囲に限定するが、この条件をのむのか?と日本に聞き、日本が受諾しました。

その結果、満州、朝鮮半島、台湾領を放棄しました。

そして、琉球列島(沖縄本島や石垣島など)小笠原諸島は、アメリカが占領しました。
そして、ソ連が 北方領土を占領しました。

はい、おしまいです。文句は言えません。竹島は、別です。これは1952年、李承晩ラインで、韓国が占領しました。大体、韓国は「連合国」ではなく、1945年以前は「日本国」です。

外務省は、8項について、こう言います

外務省 われらの北方領土 2014年版 p8~p9

・カイロ宣言は、千島列島(注:北方領土)についてははっきりと述べていません。

・戦争の結果としての領土の最終的処理は平和条約によって初めて行われるものであり、この規定は法的効果を持ちうるものではありません。「われらの決定する諸小島」と述べているにすぎず、この内容を具体的にはっきりさせたものではありません。




 領土問題は、平和条約によって行われる????そんなこと、ポツダム宣言には書いていません。

日本とロシア、日本と北朝鮮、日本と韓国、日本と中国は、「平和条約」を結んでいません!!!。

「我らの決める諸小島」は具体的なものではない????

 勝てば官軍、アメリカのように何でもやっていいのです。琉球列島をアメリカが占領してもいいのです。だって「日本の主権の及ぶ範囲は連合国が決める」と書いてある降伏文書に署名したのです。

 アメリカ、超法規ですから。日本国憲法作らせて、「通信の秘密」を保障しながら、1951年の占領が終わるまで、日本の手紙から何からなにまで「検閲」したのですから。憲法を超えるのがアメリカ(連合国軍総司令部)なのです。

 ちなみに、戦後、新聞に対しては「紙を配給しないぞ」といっておどしました。これで新聞社は息の根を止められます。「神様、仏様、GHQ様」です。参考:江藤淳「閉ざされた言語空間」

1972年、沖縄を返還しても、軍用地に関しては「アメリカが好きな時期まで、好きなように使うぞ」とし、日本は「OK」しました。

 勝てば官軍、それを地で行ったのが「ポツダム宣言」です。これが、ロシアの主張する「第二次大戦の結果を直視しろ」ということです。

 私がロシア政府代表なら?「領土問題は存在しない」と言います。

外務省が主張する理由、なんだか「食料安全保障論、自給率向上!」キャンペーンのように見えます。「諸諸島、具体的に書いていないじゃないかあ!カイロ宣言で千島列島が入っているかどうか、あいまいじゃないかあ」

アメリカ、琉球諸島を占領しました。 事実はこれだけ、とても具体的です。
 
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