日ハム大谷翔平 比較優位・・・

<日ハム大谷翔平 比較優位・・・>

比較優位 大谷

今や、北海道日本ハムのエースに成長した、太谷翔平。卓越した才能があり、打者と投手の二刀流を貫いています。

 投手としても、打者としても、超一流です。投手としては、4月だけで既に5勝目、月間MVPは確実です。
 打者としては、今や日本の4番を任される日ハム中田が、大谷の打球の飛距離に嫉妬するほどです。「大谷が打つから、俺も(ホームランを)ねらった」とまで言わせます。

 もう、野球界有数の「絶対優位」です!(笑)

 さて、では比較優位の観点から・・・二刀流はどうでしょうか?昨年も今年も、足がつる症状が頻発しています。明らかに「投手としての調整不足」です。普通は投手として中4日、5日のローテーションで、登板します。大谷の場合、本来の休養日・調整日に、打者として試合に出ます。投手としての調整が不可能です。休みも、投げ込みも、走りこみも中途半端になります。

 比較優位の観点から言うと、「避けるべき典型的事例」となります。

 どちらかに専念すれば、投手としての勝利数も、ホームランなどの打撃成績も、明らかに今以上が見込まれます。 どちらもやれば、どちらも本来の能力の8割ほどの成績しか残せないでしょう。上手くいったとしても・・・

 そもそも、北海道日ハムは、「優勝を狙っている」とは思えません。二刀流は、「大谷個人の意思を尊重」です。昨年、大谷はダルビッシュに、「将来的にメジャーへ行くのを目指しているなら二刀流はありえない、なおかつ160キロ出せる投手自体がいないので、やるなら投手」とアドバイスされたのにも関わらず、今シーズンも二刀流貫いていますから・・・。

 チームの勝利を優先するなら、「個人の意思」を尊重することはありません。チームの優勝にとって、その選手の比較優位部分を最大限に生かすはずですし、そうしなければ資源の無駄遣いです。利潤追求の会社組織ならありえません。

 打者としてのホームラン15本(昨年の5割増し)よりも、投手として1勝のほうが、ずっと価値があります。ホームランを打っても勝てないかもしれませんが、5回を最小失点で抑えてもらえば、より勝利に近づきます。

 でも、それでもいいのかもしれません。プロ野球全体にとっての「夢を追う」という選択肢でも。長期的に考えて、少年の憧れになって、プロ野球全体がマスコミに取り上げられて、イメージアップ・・・。チームの優勝よりも、もっと壮大な「夢」かもしれません。

 何しろ、翔平君は「食べちゃいたいくらい(栗山監督談)かわいい」、北海道のアイドルですから(笑)。日本球界の宝です。

日ハム大谷翔平をよろしく!
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