中野剛志 TPP反対:保護貿易支持ではなかった

<中野剛志 TPP反対:保護貿易支持ではなかった>

 なんだか、自由貿易に反対しているのに、保護貿易を推奨するでもなく、違和感あるなあと感じていたのですが、原因がわかりました。

 彼は、別に、「保護貿易」を推奨しているのではなく、単なる「国家主義=ナショナリスト」でした。

 道理で、自由貿易批判が、的を射ていなかったわけです。

説明図 1.jpg

 本来は、自由貿易の反対は、保護貿易です。しかし、彼が自由貿易に反対するのは、国家主義を守れというものでした。

説明図 2.jpg


つまり、自由貿易=国境を無くす=グローバル化のことですが、彼は、これに反対しているのです。
そうではなくて、大切なのは、「国家主権だ=国家主義」。

説明図 3.jpg

P190~

 1995年から続いているWTO体制を今から廃止するのが、現実的でないなら、各国の複雑な国内社会事情をもっと考慮した仕組みへと改変すべきでしょう

 ハイパーグローバリゼーションの夢を断念し、各国の国内政策を主、世界市場を従とする体制へともう一度戻すべきです。

 国家主権を尊重した条約の束を重ねていく伝統的なスタイルに戻ります。そして世界経済と国内社会を調整し、国際協力と民主政治とを調和させるゲートキーパーとして、国家を復権させます。

 経済を「グローバル化」ではなく、「国際化(インターナショナル)」する。これこそ、我々が、日本人のみならず人類全体が目指すべき世界秩序の構想・・・。



 彼の考えでは、経済は従、国家が主でした。国家が目的で、グローバル化反対・TPP反対はその手段だったんですね。

 
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経済学の犯罪 その2

 ナショナリズムという考え方が力を得た時、人類史的に「良く」なったときはあるのでしょうか?少なくとも、高校の世界史では、「よくない」ニュアンスで編集されています。


http://book.akahoshitakuya.com/b/4309246281
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高校のころ政経とか大嫌いで超苦手だったけれど、こういうふうに、世の中とどうつながっているか、ということを丁寧に教えてくれると、経済学というのがほんとうにエキサイティングな面白さを持っていることがよくわかる。マスコミにあふれる経済に関するコメントがいかにテキトーであるかもわかって面白い。新聞雑誌に翻弄されないようになるために、全人類が読むべき本だと思う。三面等価の原則の重要性がわからないひと、貿易赤字ときくとネガティブな印象を持つ人など。

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